PDCAとは?回すの意味は?図と例で簡単に解説します♪
ひと昔前まではホウレンソウ(報告・連絡・相談)ぐらいなものだったのですが、最近は英文の頭文字をつなげた用語も多いですね。
今朝も社長が朝礼で『PDCA』の重要性について熱く語っていました。
最近よく耳にするこのフレーズ。これっていったいどんな意味なのでしょうか?
PDCAとは?
最近になって耳にするようになったこの『PDCA』というフレーズ。ですが実はこの手法自体は、第二次世界大戦後のアメリカにおいてすでに使われていたそうです。
生産・品質管理のための手法として生まれ、それが近年、日本においても「仕事を効率的に進めるやり方」として、あらゆる業種で注目されています。
P・D・C・Aは以下の文字の頭文字をとったものです。
- P:PLAN(計画)
- D:DO(実行)
- C:CHECK(評価)
- A:ACTION(改善)
また、この並び順には意味があって、
実行(D)したものを評価(C)する、
評価(C)結果から改善(A)案を出し、
改善(A)案をふまえて計画(P)を立てる。
というつながりを持っているんです。
(例)事務職におけるPDCA
理屈だけだとピンとこないと思いますので、私の職場での事例を1つ挙げてみますね^^
【P:計画】
コピーにかかる経費を10%削減する。具体案として、カラーコピー(40円)をなるべく減らし、カラープリント(20円)を使用するよう心掛ける
【D:実行】
カラーコピーをカラープリントに変更
【C:検証】
経費は5%しか削減されてない(目標に達していない)
【A:改善】
カラーコピーをカラープリントに変更しただけでは効果が足りないので、さらに白黒コピー(10円)や白黒プリント(5円)に変更できるものをピックアップし、そちらを使用する
PDCAを回すってどういうこと?
「PDCAサイクル」あるいは「PDCAを回す」ことが重要、といった表現をされることがありますが、これはどういう事なのでしょうか?
上記は、PDCAを簡単に図で表したものです。
Pから始まり、後は順番に「P⇒D⇒C⇒A」と進めていきます。
また、Aまで行くとその結果を元にPを新たに設定するため、「P⇒D⇒C⇒A⇒P⇒D⇒C⇒A⇒P………」とまるで円を描くように見えます。
この状態を『PDCAサイクルをまわす』と表現しているのです。
またこのサイクルは一周させるだけでは意味がなく、繰り返し行う事によってより良い目標・結果・過程を築くことが重要です。
まとめ
なんとなく雰囲気は掴んでいただけたでしょうか?なんて偉そうに言ってる私自身も、知ったのはつい最近のことですが(笑)
余談ですが、冒頭でお話したホウレンソウ(報告・連絡・相談)に加えて、最近では【ソーセージ(早急・正確・時機)】も必要なんだそうです。
でもよくよく考えてみるとこのPDCAって、仕事に限らず、日常生活の中でも応用できるんじゃないかな~って思うんです。
たとえば資格の取得や貯金、禁煙、ダイエットなどなど、あらゆる場面で効果を発揮すると思うので、自分自身のブラッシュアップにもぜひ積極的に取り入れて活用していきましょう♪
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