正座で足がしびれない方法は?どうしても我慢できないときは…
お盆の時期が近づいてきましたね。法事で切っても切れないのが『正座』
お坊さんがお経を読んでいる間、ずっと足のビリビリを我慢。お焼香が始まり、いざ立とうとしても立ち上がれない……私も若い頃はすごく苦手でした^^;
足がしびれて動けないなんて格好悪いし、なによりジンジンする足がつらい。無理に歩こうとしても感覚がなくなっていてうまく力が入らず、よたよた歩きの恥ずかしい姿をさらしてしまいます。。。(笑ってもらえるような場ならまだいいんですけど…)
そこで、長時間の正座でも足がしびれない方法をご紹介したいと思います。
正座でしびれる原因とは?
そもそもなぜ正座をすると足がしびれるのでしょうか?
それは、正座独特の「足を折り畳むように床に座るポーズ」が足に負担をかけているからです。
- 曲げている膝裏の血管
- 床にあたっている足の甲の血管
主にこの2つの血管に圧力がかかり、血の流れが悪くなってしまいます。
その結果、足の末梢神経の機能が低下し、足がビリビリしてしまうのです。
正座をしても足がしびれない座り方!
10分として足の痺れを我慢できなかった私でしたが、以下のことを意識するようになってからは長時間の正座でも持ちこたえられるになりました。その方法をご紹介しますね。
①座るときに足の親指を重ね、かかとを開き、お尻をのせる。
・足の親指を重ねる事によって、片方の足の甲は床につかなくなります。
・時々上にする親指を変えて、交互に足の甲の血管を解放しましょう。
②座っている膝と膝の間を空けて、時々重心を変える
・膝の間は指3本より開く感じで
・重心を変える事で、足に負担をかけている場所を変え、ひと所で血流が止まってしまう事をふせぎます。
とにかく足に負担をかけないよう、負担を分散する事が大切です。
ぜひ本番前に練習して、感覚を掴んで下さいね♪
まとめ
どうしても足がしびれて我慢できないときには、正直に「申し訳ありませんが、足が辛いので少しくずさせて下さい」と伝えて足をくずしてもいいんですよ^^
正座することに気を取られてご供養に集中出来なかったり、無理をして体を痛めてしまっては本末顛倒です。
くれぐれも私みたいにしびれを我慢して足をつり、かえって周囲を騒がせてしまわないようにして下さい(笑) 恥ずかしくて言い出しにくいかもしれませんが、隣の人にそっと伝えましょうね
最近は正座に慣れていない若い子や、足腰が弱り正座がつらくなったお年を召された方のため、斎場やお寺でも椅子を準備してくださる所も増えました。
どうしても不安であれば、簡単に持ち歩ける正座用の椅子も通販なんかで売られてますので、事前に用意しておくのもいいですね^^
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