眼鏡の間違った手入れでレンズが傷だらけに…正しい汚れ落としの方法
最近眼鏡の度が合わなくなったので、新しい眼鏡を作りに行ったのですが、あまりのレンズの傷の多さに眼鏡屋の店員さんもビックリ!
…というよりあきれていました。
私は小さい頃から眼鏡をかけているのですが、昔使っていた眼鏡のレンズはガラスで、傷だらけになった眼鏡のレンズはプラスチック。レンズの種類が違うのに同じように取扱っていたのが原因のようです。
そもそもガラスレンズとプラスチックレンズの違いとは?
2つのレンズの違いをざっくり説明すると、以下のようになります。
[note]①ガラスレンズ長所:キズに強い
変色しにくい(紫外線に強い)
短所:重い。割れやすい(衝撃に弱い)
②プラスチックレンズ
長所:軽い
割れにくい(衝撃に強い)
短所:キズつきやすい(ガラスと比較して)
変色しやすい(紫外線などで黄ばんでくる)[/note]
特徴的には真逆の性質ですね。
昔眼鏡を買ってもらった時(子供でしたので)は、ガラスレンズのものでした。汚れたり、ほこりが付いたときは眼鏡ケースに入った眼鏡拭きで、レンズを両側から挟みこんでこすり合わせるようにゴシゴシ。これでなんの問題もありませんでした。
しかし、大人になってから自分で購入した眼鏡は、フレームが特殊でガラスレンズでは分厚く、重くなりすぎるため超薄型プラスチックレンズを選択。
この時、ガラスと同じような手入れをしてしまったため、レンズがキズだらけになってしまったのです。
眼鏡屋さんから聞いた正しい眼鏡のお手入れ方法
それでは、眼鏡を新調した時に店員さんから伺った、正しい眼鏡のお手入れ方法をご紹介します。
まず水洗いをし、レンズについたほこりやゴミを流しとります。いきなり布でレンズを拭くという事は、レンズについているほこりやゴミをレンズにこすりつける行為。傷つきやすいレンズはそれだけでダメージをうけてしまいます。
水洗いの後、やわらかい布やティッシュペーパー(ティッシュもやわらかいものを選ぶ)などで水分をそっとふきとりましょう。このときも、力を入れすぎてしまわないよう注意します。
また、レンズは顔や手の皮脂などで取れにくい汚れが付きやすいもの。そんなときは水洗いの後、中性洗剤でやさしく洗って下さい。中性洗剤を使う理由は、レンズやフレームを痛めないための配慮です。
眼鏡は熱に弱いので高温に注意!
プラスチックレンズは熱に弱く、変形をおこしやすいのですが、熱に弱いのはレンズ部分だけではありません。セルのフレームや耳がかかる部分も変形しやすいです(耳がかかる部分は、眼鏡のフィッティング調整で温めたあと変形させているのを見たことがある人いらっしゃるかと思います)
ですので、
[warning]・お風呂やサウナに眼鏡をかけて入る
・暑い日の車内に眼鏡を置いたままにする[/warning]
などの行為をしてしまわないよう気をつけましょう。
ただ私は眼鏡がないと、見たものがすりガラス越しにみたような景色になってしまうので、冬場お湯を使ってお風呂を掃除する時にお風呂で使う専用の眼鏡『FORゆ』というアイテムを使用しています。度数に限界はありますが、眼鏡無しで掃除するより汚れが見えるので、重宝しています。
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まとめ
と、正しい眼鏡のお手入れ方法を紹介しましたが、外出先ではなかなか正しい方法で眼鏡をキレイにできませんね。ついつい手を抜きすぎて、服の裾などでちゃっちゃと眼鏡を拭いてしまうことが多いです。
けれどこれからも長く付き合うことになる眼鏡ですから、なるべく意識して大事な眼鏡を長持ちさせたいものです。
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